Dodds et al., PLOS ONE | DOI:10.1371/journal.pone.0113637 December 4, 2014より抜粋
上のカラフルな図は6万例近くの測定結果から作成した、年齢と握力のグラフです。
一般的に30歳頃をピークに徐々に低下し、60歳以降に加速的に低下しているのがわかります。
握力低下はサルコペニア(Sayer, Age Ageing 2013)、フレイル(Clegg Lancet 2013)といった筋力低下に起因する病的状態に近づきます。その先には寝たきりや死亡率の上昇が待っています。
図には5本のラインがあり、真ん中のラインが中央値です。30歳時、男性は51㎏、女性は31㎏。60歳では男性45㎏、女性27㎏。ご自身の握力と比べていかがでしょうか?
フレイルの診断基準では、男性28㎏未満、女性18㎏未満が高リスク群(Chen LK, J Am Med Dir Assoc. 2020)です。
もし測定したことなければ、当社店舗の体験レッスンで是非とも測定してください。
インボディによる体脂肪、骨格筋量の測定も行います。
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